笹巻きって知ってる？五感で楽しむ日本の伝統体験！

笹巻きについて

笹巻きと言えば、端午の節句に食べるイメージがある方も多いかもしれません
地域によって形や味、巻き方などが異なり、それぞれに地域色豊かな工夫が見られます
特に東北地方や中国地方では、古くから笹巻き文化が根づいているそうです

使用される笹の葉には、抗菌作用・防腐作用があるとされ、昔の人々は保存性を高めるために、自然の素材である笹を上手に活用してきました
さらに、笹は6月頃に最もきれいな緑色になり、艶やかな葉をつけて大きく育ちます
まさにこの季節、笹巻き作りに最適な時期です

まなびや園で大切にしていること

まなびや園では、日本に昔から伝わる行事や習慣を、子どもたちにも親しみやすいかたちで伝えていくことを大切にしています
現代ではなかなか家庭の中だけでは体験しにくくなった伝統行事を、園の中で五感を使いながら楽しく学んでほしいと願っています

また、まなびや園が大切にしているもう一つの柱が「食育」です

• 食べることの大切さを知る
• 作る楽しさを感じる
• 命をいただくことへの感謝の気持ちを持つ

こうした体験を通して、子どもたちは自然と食に対する理解を深めていきます

「笹巻きって知ってる？」

先生が「笹巻きって知ってる？」と声をかけると、子どもたちからは
「葉っぱに包まれてるやつ！」など、さまざまな反応が返ってきました

先生が、
「笹の葉には、食べ物を長持ちさせる力があるんだよ！昔の人は冷蔵庫がなかったから、こうやって工夫してたんだよ」
と話すと、子どもたちの目が一斉にキラキラと輝きました

「えー！」「すごい！」と、素直な驚きの声があがりました

  

いよいよいただきますの時間！

給食の時間にみんなでいただきました
笹の香りがほのかに漂う中で、
「おいしい！」「お餅みたい！」「もちもちしてる！」と、嬉しそうな声があちらこちらから聞こえてきました

「のどに詰まらないように、よく噛んでゆっくり食べようね」
と先生たちが丁寧に声かけをし、子どもたちも慎重に、そして楽しそうに食べていました

食べ終わった後には、「もっと食べたいなぁ～」という声もあり、保護者の方にもぜひこの体験をお伝えしたいと思いました

りす組

うさぎ組

ぞう組

まとめ

今回の笹巻きは、昔の人の知恵や季節の恵みに触れる、とても貴重な学びの機会となりました

まなびや園では、これからも日本の伝統文化を大切にしながら、
子どもたちが「やってみたい」「知りたい」と思えるような、ワクワクする体験をたくさん届けていきます

子どもたちと一緒に、その瞬間を楽しみにしています